売れないと単価が高くなる デジカメとかDAPとか

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基本的に今買うつもりはないんだけど、最近デジカメの新製品の値段をネットで調べたりすると「高くない?」と思うことが多い。


私が関心を持って見てるカメラの範囲って、ミラーレスのAPS-Cで比較的安いモデルとコンデジの1インチセンサーモデルがメインで、言ってしまえば真ん中から中の上ぐらいのデジカメなんだけど
同じシリーズの同じぐらいの位置づけの製品が2~3万円ぐらい全体的に高くなってるように感じる。
極端な例かもしれないけどSONYのRX100シリーズとか初代は4万円ぐらいだったけど最新のRX100M7は12~13万円、機能が増えて性能も上がってるんだろうけどさすがに高すぎではと思う。
ライバルのキヤノンG7Xは最新のMK3で8万円ぐらい。なんか比較的良心的に思える、というか良心的なんだろうけどそれでもちょっと高いような。初代G7Xって店頭価格いくらぐらいだったっけ、データを出さずに感覚で書いてるダメブログ。
ちなみに写真のカメラが初代G7X、中古で2万5千円ぐらいで買ったやつですが。

 

 

単価が上がってるという仮定で話をさせてもらって申し訳ないんだけど、たぶんそれは売れる母数が減ってるせいで、何故かっていうとやっぱりスマホで十分だからなんだと思う。私も撮り方によるけどG7X初代よりiPhoneのほうが良い絵はいてるかもって思う時も割とあるし。
それで多分、市場が小さくなると一番影響を受けるのって真ん中ぐらいのグレードの製品なのかな、と。デジカメならフルサイズ一眼とか、DAPも10万円とかする高級モデルも影響は受けてるんだろうけど、たぶんまだそれが少ない方で、ミドルクラスの製品が一番煽りを喰らうのかなあというのを実感しているのかなあと思ったりする。
DAPのミドルクラスってそもそも数が減ってるような、SONYのAシリーズとか出してることに感謝してるところある。ONKYOのDPシリーズとかもっと売れてほしい。

 

なんだかんだで多数派って恩恵が大きくて、今まである程度のその恩恵に浴していたいたのがそうでなくなるとなかなか悲しい。
老兵は邪魔にならないところでひっそり生きよう。

 


未来予測なんて大それたことはできないんだけど、ちょっと心配なのが紙の書籍だったりする。電子書籍は便利だし私も使ってるんだけど、上質な紙の本が千円とか2千円とかでそこらで手に入るのってかなりスケールメリットを受けてると推測。
日本の紙の本の品質ってたぶんかなり高いはず。自費出版とかしたら分かるんだろうけどあの紙質をきちんと製本して日本中に届けてって生半なことでできるものじゃないと思う。出版文化ってそういうとこらを指してるんじゃないかな。電子書籍も良いけど、紙の本好きだからなるべく手に取りやすい形で残ってほしい。