食わず嫌いしてた本が結構良かった 発達障害サバイバルガイド

 

 

なんで食わず嫌いしてたかっていうと、著者さんの名前が下品に見えたのと発達障害をある種の売りにしてる人の本は好きじゃないから。

 

 

今でも発達障害バブルは好きじゃないけど、発達障害というのはとりあえずおいておいても生活とかをあまり手をかけて上手くやれない人の生活術・ライフハックとしてはなかなか良い本だな、と。

 

食洗機を買えとかアップルウォッチを買えとかはあまりピンとこなかったけど(食洗機で洗える範囲の食器洗いにはそこまでストレスを感じてないし、アップルウォッチも現状時計マウンティングとは無縁だから)家事などの工程や時間などの負担を減らすために何万円かぐらい払うのは全然良いことだから、むしろ買えっていうのははっとさせられた。

 

食洗機は当分買わないけど、お金を貯めてちょっと良い、床に敷けるマットレスが欲しいなと思って良さそうなマットレスを通販サイトのリストに入れた。著者的には借金してでもすぐに買えなのかもしれないけどそこまではしないので。

 

繰り返しになるけど最低限の家具で自分いじめをするのはむしろ悪でさえあるな、と。家に冷蔵庫も洗濯機も置かずに洗濯はまとめてコインランドリーへ持っていくというミニマリストの人のブログを読んだことがあるけどそれはそれが苦にならない元気な人がすればいいと思う。家に洗濯機ぐらいある方が普通は良いし洗った後干すのが面倒な人は乾燥機能が充実してるドラム式洗濯機を買っていいんだ。掃除機をかけるのが好きじゃなくてロボット掃除機が使えそうな部屋に住んでるならロボット掃除機を買えばいい。今はそういう選択肢がある。いくらかのお金は必要だけど。

 

認知行動療法なんかにも言えるけど、真面目さをこじらせて自分をいじめがちな人って結構いる。そうなりすぎないように時々気をつけよう。