ノンパス差別とやらに対して思うこと(GIDの札とかいうのについて)

あまり狭い範囲での話はすべきではないのかもしれませんが、ちょっと書きたくなったので書いておきます。
GIDの札って何? ノンパス差別って何?」って人も多いと思いますが、興味のない方はこのエントリ無視してくださっても全然いいんじゃないかなとも、読んでくれたら嬉しいですけど。

私が理解してる範囲で説明しますと、GID性同一性障害)の当事者さんで性別移行中でまだ容姿が希望の性別で通用してない人は配慮してくださいみたいな旨を書いたカードをつけておけばいいんじゃない? そうすることによってトランスしてる人の見た目格差が埋められるのでは、と主張しているMtFの方がおられるらしいのです。間違ってたらごめんね。

で、ぶっちゃけ当事者の方、主にMtFの方々からはほぼ総スカンです。私の見た限りですが。そんなもんつけるぐらいなら努力しろと。それはもっともだと私も思います。
それに私の本音でも、正直あまりスマートな解決策だとは思いません。私がもしシス男性/女性だったとしてもそういうカードを見ても困ってしまいそうですし、自分自身そういうのをつけるつもりは全然ないですし。

ですが、見た目格差をなんとかしたいっていうのは正直わからなくないつもりです。それは私が身長が175cmもあって、現状かなり太ってるという事情から持てない側に寄ってるせいからかもしれませんけど、FtMの方はよくわからないけどMtFの人が集まると結構露骨っぽいので、まあそういうところ女子的なのかなとも思うんですけど。

ただ私が思うのは、パスできるように自助努力をするということと性同一性障害かもしれない人に対して温かい目で見守ることって別に全然両立すると思うのですがどうもそこをzero-sum的に話してる方が多いように感じるのです。
望みの性別での容姿が優れてる人はそれは確かに素晴らしいことだとは思うのですが、だからといってそれに恵まれてない人に対してもできるだけ公平に接して欲しいと、あまり容姿的に恵まれてないほうの私は思うのです。

 

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通院記録 2019/11

 

先週の金曜日にジェンダークリニックへ通院してきたのでそのことを軽くメモしておきたいと思います。
ジェンクリへの通院は半年ぶりです。前回から地元の婦人科さんでホルモン注射の許可が下りましてそれから基本的にはホルモン剤の錠剤を飲まずに注射をしてもらっていました。全く飲んでないわけではないですが。
どうやら基本的には診断が下りた後はみなさんだいたい半年に1回ぐらいのペースで通院しておられるようです。

 

診察時間の事情からかなり朝早くに家を出ました。血圧等に与える影響が少し不安でしたが家を出る前に緑茶とモンスターエナジーを飲みました。全くカフェインがないとジェンクリだけならともかくその後の予定、遊びの予定ですが、それを消化できる自信がちょっとなかったので、結果的に正解だったと思います。
最寄り駅から隣県へ、電車を降りてネカフェで女性服に着替えていらない荷物を駅のコインロッカーに突っ込みました。バスでまずはGIDの主治医のクリニックのほうへ。診察を受けました。指摘されたのは体重のことと就労のこと。予想していましたが痛いですね。体重は自分で努力して落とすしかないと思いますが、うーん就労……体重のこともそうですけど私自身としても悩んでるところなのですよね。地元の病院に相談しながら自分でも考えていかないと、です。やはり先立つものは必要ですから。

 

診察が終わって大学病院へ向かいます。予定より少しだけ早めに着きました。受付を済ませて採血をしてもらって婦人科へ。そんなに待ちませんでした。他にMtFっぽい方がちらほら目に入ったり。診察もあまり長くなかったです。先生の第一声は「(体重)落ちなかったかー」でしたか。やはりそこですか、これはちょっと頑張らないとですね……。血液検査の結果は大きな異常はなく、テストステロン値もかなり抑えられてるので問題はないということでした。

大学病院でのことが一通り終わって支払いをして時間を見るとまだ13時ぐらい、思ったより早く終わりました。16:30からの映画を予約していたので結構時間があります。とりあえずバスで駅前に戻って駅の中のマクドナルドで簡単な昼食を済ませて、あとは映画館が入っているモールの中の椅子でスマホを触って時間を潰しました。付き合ってくれたネット友人たちに感謝です。
時間がきたので映画館に入りました。観た映画は『ジョーカー』映画の内容についての感想はあまりここでは書かないことにします。ただ、もうちょっとカタルシスが欲しかったかもしれません。私はダークナイトのジョーカーのほうが好きかなあ。
その後はラーメンを食べて着替えて帰宅しました。現状での課題は改めて見えたので、焦らずにそれをクリアしていきたいです。今日はこの辺りで、ではでは。

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最近の暮らしとか、思うこととか

 

結構のんびりしながら時々大学院の授業を視聴してテキストを読んだり、本(小説とか)を読んだり、週に1度で行われている市が主催の精神障害者のつどいに顔を出したりしています。それ以外の時間はゴロゴロしたり、アニメを見たりゲームをしたり、まあ立派なニート的生活ですね。「的」でもないか。まあ相変わらずニートです。

やはり体力はないのですが、一方でやりたいことはそれなりにあって、それ自体は喜ばしいことだと思うのですけれど、やはり物事には先立つものがある程度は必要だったりします。なので、収入を得ることについて考えることが多くなりました。良いことなのでしょうか。たぶんそんなに悪いことではないのでしょうが、自称虚学主義(趣味?)な私としてはそういう自分に抵抗がなくはないです。でもまあ今はそれでいいかな、と。

私って良くも悪くも未来への想像力が欠けてるんでしょうね。勉強が嫌いじゃないから進学することとか学術分野への関心とかはあったんですけど、こんな歳になるまでお金のことをあまり考えずにきたのがその典型的なところかなとか。今でも先のこととかあんまり考えられないのか考えないようにしてるのかわからないけど。

しかしお金の悩みというのは多くの人が抱えている問題で、容易に解決できることではないと思うのであまり深刻になりすぎないようにしたほうがいいのかもしれません、私は気持ちが弱いので。ただ、やはりできれば自分の力でお金を稼ぐ経験をしたいと今は思ってるのでできることなら前向きにやっていきたいです。なんか最近そんなことばっかり言って行動が追いついてないかもしれないけど。

お風呂って気持ちいいんだなと思ったからちょっと書いておく

いつものことと言えばいつものことなんだけれど、体調が優れなかった。というか今もいまいちだ。これを書いてる今も食物繊維やら何やらが足りないんじゃないかと思って冷蔵庫に入れておいた野菜を切って鍋にぶち込んで味噌汁の具として煮ている。キャベツとか人参とか玉ねぎとかさつまいもとかしめじとか。

じゃなくて書こうとしていたのは鍋で野菜を煮る話ではなく私が湯船で茹でられる話だ。ただし野菜たっぷりの味噌汁は本当に美味しいし体にも良いことは書いておく。

昨晩、私は午前1時頃に中途覚醒をした。これは私にとってはよくあることで、良いことではないと思うけれどまあ慣れてる。そこで私はふと思った、お風呂に入ろうと。
「貴様夕食の前後に入浴を済ませてないのか。不潔な」と思う人もいるかもしれない。ごもっともです。でも私は夕食を食べてしまうとただでさえ低い行動エネルギーがさらにひどく低下して、お風呂がなかなかの重労働になるめんどくさい体質をしている。それで結局はそのままベッドに潜り込んで翌朝まで寝て、早朝にお風呂に入って帳尻を合わせたりしているようなことが多い。帳尻が合ってるのかどうかというとかなり怪しいというか、たぶん夜に入ったほうが良いとは思うのだけれど入れないものは入れないのだから仕方がない。

で、まあゆうべのお風呂だ。私はいつも通りの感じで入浴する気でいた。というのは少し嘘でその時たまたま少しだけ「今お風呂に入ったらすごく気持ちよくなれるんじゃないか?」というような予感があった。だからか、お湯を浴びてお風呂に入った私はいつもより多めに熱湯を湯船に注ぎ込んだ。今年の夏、体力的に厳しかったためもあると思うけれど私は熱めのお風呂が最近苦手になっていた。だからここ数ヶ月はいつもぬるめのお風呂に入っていた。ゆえに私にとって熱いお風呂はちょっとした冒険だった。

熱い、この感覚久しぶりだ。でも不快じゃない。むしろなんか気持ちいい。そういえば熱めのお風呂って気持ちよかったんだ。
私はネットで思いついたことをあれこれ調べる悪癖がある。以前読んだ文章の中のヒートショックプロテインという言葉を思い出した。よく覚えてないけど体のタンパク質に一定以上の熱が加わると良い作用が起こるらしい。なるほどわからん。でももしかしたら今私の体にそれが起こっているのかもしれない。

気持ちよかったが、のぼせてきて限界が近くなったので湯船の外に出て一休みすることにした。ちなみにうちのお風呂場のシャワーは壊れているので頭や顔は湯船のお湯を使って洗っている。ちょっとそのまま洗顔したり頭にかけたりするのには熱すぎる気がしたので湯船に冷水を入れることにした。適度な温度になったお湯で顔と頭を洗ったあと私は再び湯船に浸かった。

「もう一度熱いお風呂を味わいたいな」と思った私はもったいないことにお湯のコックをひねった。湯船に熱いお湯が満たされる。ああ、気持ちがいい。なんだか久しぶりに生きてるって感じがする。これは熱いお風呂に過ぎないがなんかちょっとだけサウナとかにハマる人の気持ちがわかるような気がした。たまにはスーパー銭湯とかに行ってみるのもいいかもしれない。

そんな感じでお風呂を満喫した私は脱衣所兼洗面所に上がった。お湯の残量メーターを見てみると4目盛り中2目盛りにまで減っていた。一人でお湯を使い過ぎだ。あとで調べたけれど、効果的かつあまり無駄のないように熱いお風呂を楽しみたい場合はのぼせる手前で外に出て普通に休憩してからまた入浴を繰り返せばいいらしい。簡単だ。私はバカだ。今度からそうしようと思った。

お風呂から上がってドライヤーで髪を乾かしてるとなんかよくわからないけど満足感があった。かといってこれを書いてる翌日(?)の昼の時点で別段体調がすごく良くなったわけではない。けれど少しお風呂の温度を変えるだけであんなに満足感を得られるとは思わなかった。私はお風呂の良さを今までほとんどわかってなかったのか忘れていたのだ。これは温泉やら当時やらスーパー銭湯やらサウナやらにハマる人が多いのもわかる気がする。名所の温泉宿に旅行に行ったり湯治宿に宿泊するお金とかはないけど最寄りのスーパー銭湯とかたまに行ってみようかな……。サイトを見たら大人600円と書いてあるけどたまに行くなら水道代電気代を考えるとお得な施設じゃないだろうか。とりあえず今後家でのお風呂の入り方を続けて変えてみることからやろうと思うけれどお風呂っていうのは思ってたより面白そうだ。歳を取ったせいかもしれないけれど。

私的メモ

勉強する分野

・数学 中学・高校数学から復習してできれば大学初級~中級までいければ) 数学を勉強しておいて言語学やプログラミング、各種サイエンスにおいて得をすることあれど損することなんて決してないと思うし、数学そのものにも魅力を感じる。

言語学 大学院で専攻したいため。まだ実はほとんど手がつけられてないけど一番やらなければいけない分野。とりあえずソシュール認知言語学生成文法の基礎から、かな。

・語学 英語・ドイツ語を中心に余力があればフランス語やロシア語の基礎も。英語は英検準1、TOEIC700~800レベルは欲しい。

・プログラミング JavaPython、JS、Rubyの基本文法。デザインパターンOOP関数型プログラミング

 

 

経済面について(お仕事)

・当面は日雇いでできそうなお仕事を時々

・定職、安定収入に関しては勉強をしながら考えていく。できれば勉強をする時間を確保できるお仕事があれば、とは思うけれど……。

父の下で働くという選択肢もないわけではないけれど、ちゃんと働けなかったら、という心配はある。

 

その他

MtFとして女性的な見た目を獲得したいために体重を落として体型を絞りたい。食事制限と筋トレと有酸素運動、ほぼこの辺りに尽きるかなと。基礎化粧品をもう少しグレードアップすることも考えたけれど今はあまりその辺りにはお金をかけずに、UVケアとプチプラスキンケアをメインで。

 

足りないことが多すぎるけど、一歩一歩やっていこう。

マイノリティは優秀でなければ許されないのか?

 

別にセクシャルマイノリティに限った話ではないけれど、そういう風潮はある、気がする。

一部のセクシャルマイノリティ、というかMale To Femaleは時として就職・就労で壁にぶち当たる。私が個人的に最近気にしてるのは髪型のことで、おそらく今の髪の長さ(あと色)で採用の際に制限されたりマイナスの評価を下される職場は多いであろう。ただでさえ職歴が皆無の中年の身にこれはかなり辛い。

 

私ほど状況が悪くなくとも、髪型などの容姿の面で就労に苦労しているMtFは少なくないらしい。ネットで検索するといくつかそういう相談などが出てくる。そういうところで正論とされるのが「人束いくらで買われるような人材ではなく、何か高い職能を身に付けて仕事を探せ」というものが多い。
私もそれは実際問題正しいとは思う。有能であればあるほどその他のことは目を瞑られる。それが現実だ。

 

けれど私は少し疑問を抱かざるを得ない。それが過ぎたお花畑的思考であったとしても。マイノリティであることは罪なのか? ハイディキャップであるべきなのか? スティグマなのだろうか?
私は倫理学などは全然わからないが、別に変わった属性を持っていてもそれは罪ではないはずだ。たぶん。それなのに、なぜそれが重荷にならなければならないのか?

 

だが、現実として重荷に、手かせ足かせになることがわからないとは言わない。例えば文学などではマイノリティの苦悩が往々にして描かれるものであるし、現実にも少数移民や差別を受けてきたコミュニティの親などは子供に対して我々は平均より優秀でならねばならないと厳しくあたることも多いらしいと聞く。それが生きていくための戦略なのだろう。

 

マイノリティの種々の属性が基本的にマイナスの評価を与えられてはいけないというのは理想論なんだと思う。基本的に組織をいうのは変わった属性・個性を好まない。そういう社会や組織がちょっとやそっとで変わるとは私も思わない。現実で生きるなら現実からは逃げられい。けれど理想であれ、空虚な理想論であれども、私はそれを絶対的に正しいとは思いたくないのだ。

近況報告的な

 

こんなブログでも、見てくださっている方がいくらかはいらっしゃるので、ありがたいことですが、あんまり更新をあけすぎるのもあれかなと思ったので最近のこととかを少し書いておきます。Twitterをご覧になってくださってる方は「知ってるよ」ってことも多いと思いますが。

 

えっと、相変わらずだらだら生活しています。暑さがやっと過ぎ去ったという感じですね。今は丁度いい感じで冷暖房はいらないし身軽な服装でいられてとても良いのですがもう少ししたら冷えてくると思うのでそろそろ冬物の普段着を少し買いたいと思ってます。できるだけあるものを活用したいですがちょっと心もとない部分もあるので。しまむらさんとかユニクロとかでしょうけど。

 

久しぶりに続けて映画を見に行きました。小さめの映画館で「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見て、その翌々日にシネコンヴァイオレット・エヴァーガーデンと天気の子を見ました。どれもアニメ映画ですね。最近、家でもプライム・ビデオやNetFlixを見て過ごす時間が多くなっていたので自分の中で映像作品ブームがきていたのかもしれません。見た3本はどれも良い作品だったと思います。

 

さて、単調な日々を送っているのでもう書くことがなくなってしまいました。まああえあまり何もしない日々を選んでいるようなところがあるので、あまり悪いようには考えないようにしましょう。また何か書きたいことがあったら更新します。よかったら見てください。では。