自分は社会不適合者かも、と思ったら早めに確信に変えたほうが良い

私の経験に基づいて書くんだけど、学校みたいな集団生活の場にいるとなんとなく自分はあまり他人の中で上手くやれないタイプなんじゃないかとか、勉強はある程度できるけど労働とか向いてなさそうだしそもそもできることならあまりしたくないというような予感を持つ人は多いと思う。


10代とかで予感を持っていてもアルバイトやインターンみたいな機会がないとあまり確信にまで至らないことがあって、そのままなんとなくズルズルとモラトリアムを延長してごまかしたりもする。


私の場合、どこか「自分はやれば仕事とか案外できるのでは」みたいな無根拠な希望みたいなのがあったんだけど、日雇いの現場に行ってみて自分は相当仕事ができない部類のやつだということが分かった。
かといって生業として通用する特技みたいなのもなく、お金を稼ぐ能力がとても低いという確信を得るまでに結構時間がかかった。30も過ぎてからというのはかなり遅い部類に入るだろう。

 

こういう生きていく上で不利な事実はちゃんと認識するのが怖かったりするけど、どうせなら早めに自覚しておいたほうが良い。その方がそれを前提にして対策が立てられる、たぶん。
お金を稼ぐのが下手だと分かったらできるだけお金を使わない戦略を取ったり、あるいは自分に合った稼ぎ方とかが見つかる可能性も上がるように思う。私は上手くやれてるとは言えないけど。

 

1つ言いたいのは、働いてお金を稼いだりとかあるいは今の社会における知能が高いとかはある一面での長所に過ぎないということ。絶対的な優位性とかではなくて一つの特徴程度に捉えたほうがいいと思ってる。
求められる優位性とかなんて時代や社会が変われば相当変わるからそこは思いつめなくていい。向いてないなりになんとか生きていくぐらいのノリでとりあえずはいいんじゃないかと思う。