このブログをご覧になってくれてる方は結構ご存知かなと思いますが私はMaleToFemaleの端くれです。
本名の名前が結構男っぽいのでジェンダークリニックでは途中から割と女性的な名前を自分でつけてその診察券があったりしましたが最近まであまり実績作りは真面目にやってませんでした。
2つのエントリに分けて、1つめは学籍名（学生証）2つめは保険証の名前を変えた記録を残しておこうと思います。
内容的に性同一性障害当事者向けになっちゃいますがご容赦を、でも気が向いたら読んでくれたら嬉しいです。
4月下旬
まず最初に放送大学の学生課にメールで問い合わせ、メールを選んだのは記録を残しやすいのと私の声が全然男っぽいからなどの理由です。声なんとかしないとなあ（結構前から言ってる）
メールを送った当日中にお返事がありました。様式があるのでそれをダウンロードして印刷して、診断書を添えて送ってくださいとのこと。そしたら会議にかけてくださるそうです。
大学によっては本人の希望さえあれば変えてくれるところもあるみたいですが放送大学の場合は現状診断書などが必要なようです。翌月にジェンダークリニックに通院する予定だったのでそれまでお待ち下さいとお返事しておきました。
主治医にお電話して診断書を書いてもらえますかと訪ねたら構いませんよと言って頂けました。
5月中旬
そして翌月、普通に通院して診断書を書いて頂きました。お医者さんの診断書としては結構良心的なお値段だったと思います。
帰宅してもう週末に近かったので大学に書類を送るのは翌週にしました。ちなみにコンビニで診断書のコピーを2部ほどとらせてもらったのと郵送は特定記録郵便を使いました。
簡易書留みたいな補償はつかないんだけどネットとかで追跡が可能になります。まあ日本ってかなりちゃんと安い郵便物が届くありがたい国なんですけど大事なものなので念の為。
6月中旬
時々学内システムの学生データのページをチェックしていたのですが、ある日名前が変わっていました、希望する名前に。やったーって思ったらその勢いで所属学習センターに電話して本部の学生課さんにこういう事情で名前変えて貰ったんですけどそちらの名前で学生証を再発行して貰えませんかとお願いしました。あまりないことなので少し調べて頂いたりしましたがOKを貰いました。
あとついでに少しメイクして女性っぽい感じの本人写真に変更をお願いしました。学生証の再発行も写真の更新も学生生活の栞って本に様式があったのでそれを利用しました。
送付先は写真は本部で学生証再発行は学習センター写真の方を先にしてから学生証をお願いしました。学生証再発行は500円ぐらいの手数料がかかったのですが定額小為替を同封しました、私のようなケースだと安いものだと思います。
それから一週間ぐらい
無事名前が変わった学生証が届きました。受け取り確認の返信用書類もあったのでそれも折り返し送りました。
「大学」と表記してきましたが学籍は大学院のほうにあります。学部も放送大学にお世話になったので学士は本名で頂いたのですがもし修士が取れたら希望する名前で貰えるはずです。頑張らないと。
次のエントリは保険証の表記名を変えたことについて書こうと思ってます。
ここからちょっと余談、このことを手短にFacebookの放送大学のグループに書き込んだら私の尊敬する岡部先生（前の前の学長様）が「私の在任中に希望があったので制度にしました。実際に作ったのは事務の方の人ですが」みたいなコメントを書いてくださいました。びっくり。
そして改名のことをちょこちょこと調べてて
こちらのブログを拝見して読んだりしてました。文章もいい感じだし結構優秀そうな方だなって。でも意味ありげな昨年末のエントリで更新が止まっておいでです。あちらにいっちゃったのかなあ。結構「美少女」って言葉が頻出して今の私としては「そこまで少女性にこだわらなくてもいいと思うんだけどな……」って思ってしまいます。人生めんどくさい。
