Chromebookを買って正直失敗した

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先日、とある早朝、唐突にMacBookからChromebookに乗り換えたくなった
理由としては今後数年ごとにラップトップ(ノートパソコン)を買い換えるとすると、その度に10万円以上するMacBookを買うのはコスト的にしんどくなるかもしれなくて、2~4万円ぐらいのChromebookでいいならずっと人生っていうか将来とかが楽になるんじゃないか
と思った。その時はそう確信していて、たぶん中途覚醒していてあまり冷静に考えられなかったのもあると思う。そして今も中途覚醒して寝付けないから駄文を書いてたりするけどそれはまあいい、たぶん。

 

というわけでChromebookを買ったりした。Amazon専売のhp Chromebook 14aの天板の色がちょっといい感じだったのでそれにした。後から考えると失敗だったんだけど。

商品のレビュー記事のつもりで書いてないからちょっと適当になっちゃうけど、なんていうかGoogleの庭(悪く言うと檻)の中でしか歩けない感じがすごく苦手だった。勿論ブラウザからサードのサービスを使うことはできるんだけどそれもChrome経由だと思うとなんだかちょっと個人的にはうんざりした。この辺は統合失調症的な感覚もあるかもしれないけれど。
私の個人的なデータなんてそれだけではほぼ無価値でビッグデータの端切れの端切れでしかないことは理屈ではわかってる。けどそれでも気持ち悪さはあって、テロリストのiPhoneのプライバシーさえ守ろうとする姿勢っていうのは、どこまで本当かは知らないけどそれでも顧客に安心感は与えるんだと思う。
今の時代ネットに接続してたらプライバシーって高級品だしこれからもっとそうなっていくんだろうけど、その「お前のすべてを見透かしてるぞ」って感じへの抵抗感を抱えながら使いたくなかった。
MSやAppleを全肯定するわけじゃないけど、まだそっちの庭(檻)のほうが自由に行き来できる感があって、私としてはずっと快適に使えた。それと手元にある程度以上の演算能力がある端末のほうが私は好きかもしれない。


結局Chromebookはフリマアプリで売ってしまった。赤字が出た。

ある程度高価な物を買う時はやっぱり実物に触ってから決めたほうがいいんだけど、田舎だからChromebook置いてるとこなんてあんまりないだろうしまあいいかって買い物したさが勝ってしまったのが良くなかったように思う。
せめて仮想環境にChromium OSを入れて試してみればやめたような気もする。そのくらいのことはするべきだった。


ちょっと話は変わるけど、変なテンションというか、冷静じゃない時に物を捨てたり売ったりしないほうがいいと思う。これはここ数年の私の失敗の多くを占める。買う時もだけど今の時代手放す時のほうに罠がある気がする。
今のトレンドってどんどん手放して身軽になろうってのが多いけど、大事なもの、躊躇うものってよく考えたほうがいいと思う。形のあるものぐらいならだいたい買い戻すことができるけど、そうでないものはより一層。トレンドには合ってないかもしれないけど。
「迷ったら捨てるべき」って嘘だと思う。少なくとも私の場合はそれで何度も後悔した。だから多少荷物になっても捨てちゃいけないものってそれなりにある、きっと。