自分の依存癖について

正直に言おう。私は私の人生のコントロール権を自分で握っていない。はっきり言って私はネット・ネトゲ・買い物・加工食品などの奴隷だ。主導権は彼らにあって私にはあまりない。

 

彼らに手を出したのは私だった。それは認める。けれど今や彼らは私の主人だと言わざるを得ない。前の数エントリで浪費癖を直していく誓いのようなことを書いた。それはある程度まで成功していて、以前私の懐を痛めつけていた買い切りゲームや電子書籍や服やデジタルガジェットについての出費はほとんどない。

その点に関しては自分を評価してもいいかもしれない。けれど私はまた別の、よりタチの悪いものにアディクトしてしまっていた。今それからの脱却を図っているしもう今後は全くそれに近寄りたいとも思ってないけれど私には過去何回も同じようなことを繰り返した前科がある。だから決して二度とやらないとは言えないのだけれど少なくともしばらくは、願わくば数年間はそれとは無縁でいたいと思っている。

 

 

お察しかもしれないが私は久しぶりに以前ドハマリしていたオンラインゲームをインストールしてしまい、ほんの一週間ほどで見事に数万円つぎ込んだ。やってる最中はそれにあまり疑問を感じなかったし必要なお金のような気さえしていた。今はそれなりに後悔はある。

 

私は少々自分自身にうんざりしている。私は依存性の高いものに弱い自覚はあって、だからこそアルコールやタバコやギャンブルには関わらないようにして生きてきたし今後もそれは帰るつもりはない。けれど今の社会では他にトラップはいくつもある
アルコールやギャンブルを避けてネットやネトゲや買い物やジャンクフードにハマっても傷が浅いだけで本質的には同じだ。ドーパミンの過剰放出の奴隷という点ではほぼ違いがない。脳に不健全な報酬回路ができてしまっている時点で同類だ。繰り返すが私は快楽の奴隷だ。

 

 

しかしこのまま無抵抗ではいられないし、単純にネトゲをやめれば済むという話でもおそらくないだろう。根本的に対策をとらないといけない。
私のそれらの依存のほとんどはネット、とりわけPCでのブラウジングと縁が深い。だらだらネットをするのもネット通販で買いすぎるのもオンラインのことだしネトゲは勿論そうだ。PCに向かいながらだらしなくジャンクフードを頬張っていることも多い。
PCが悪いと言いたいわけではない。昔こち亀で大原部長が酒も自分も悪いわけではないと言う両津勘吉に対して「酒とお前がくっつくと悪い」と言っていたがそれに近いのかもしれない。暇な状態の私とネットに繋がったPCがあるとあまり良いことにならないのだ。
だからPCの前に座ることを減らしていこうと思う。スマホの毒性もそれなりだが今の私にとってはPCよりはだいぶマシだ。毒性がマシなものを選ぶというのは一つの手ではあると思う。徐々に自分の主導権を取り戻したい。「人生を取り戻す」という表現は大げさなようで決して大げさではないんだと思う。