もっとゆるく所属できるコミュニティが増えればいいと思う

私の日常は、基本的に家にいてやる気のある時は勉強をして、それ以外の時は本を読んだりゲームをしたりアニメを見たりするというまあよくあるオタク系引きこもりな生活を送っているんだけれど、一応曲がりなりにいくつかの社会との接点のようなものも作っていて、それが放送大学だったり精神障害者の地域活動支援センターだったり公営の障害者レクリエーションだったり図書館に時々行くことだったりこうしてネットを使うことだったりする。

私は人付き合いが苦手だったりとか、毎日決められた同じ時間同じ場所に通い続けるのがかなり体力的精神的にきついので、自分にできる範囲で活動をしてるつもりで、今のところそこそこ満足というか、自分に合ったテンポで生活を作っているという感触がある。

ひきこもりニートというのはつまり、(家族を除く)社会のどこにも所属してないというような表現や定義をされたりするけど、私などは一般的な会社や学校に所属するのがそもそも人格的・体力的・精神的にかなり困難なのだ。だけどそれでも完全には人や社会と切れてしまわないようにしてるのが今の生活という感じがする。

ひきこもりやニートには、同じように体質や気分の問題で一般的にまともとされている所属先、一般的な会社や学校に所属できないでいる人が多いというか、だからこそひきこもりやニートである人が多いと思う。

でもそういう人だって、別に家や部屋から一歩も出ない生活が楽しくて楽しくてしょうがないというのは少数派で、できればどこかでつながりを持ちたいと感じている人は多いんじゃないかと思う。まあこれを書いてる私自身は結構一人でもそんなに苦じゃなかったりするほうなんじゃないかとは思ったりするけど。

まあだから、行っても行かなくても基本的にはよくて、しなきゃいけないタスクが上からあまり降ってこなくて、あとお金があんまりかからなくて居心地が悪くない場所みたいなのが日本社会にもう少したくさんあったらいいんじゃないかと思ったりしたのだ。前にも同じようなこと書いたような気がするけど。

私はそんな場所を求めてここ数年色々試行錯誤してるような気がしてるんだけど、田舎の地方都市だと正直あんまりない。放送大学の学習センターにもう少し頻繁に行ければいいんだけど、現状免許がないのでちょっと遠くて無理で、喫茶店などはニートには出費が痛い。スターバックスとかサードプレイスを名乗ってるけど頻繁に行ける料金じゃない。マクドナルドで100円のドリンクで粘るのもお店に悪い気がするし、マクドナルドは結構うるさいことも多い。コワーキングスペースも近くにないし、あったとしても何万円もの月額を払うのは痛すぎる。というわけで主に最寄りの図書館に出かけつつ、たまに地域活動支援センターに行ったりマクドナルドに行ったりしているという感じだったりする。

条件としては

・誰でも利用できる

・ほどほどに静か

・お金がかからない

が必要条件で、欲を言えば

Wi-Fiが無料もしくは安価に使える

・飲み物が安価に調達できる

・(すごく個人的な好みですが)本がたくさんある

といったところで、これをそこそこクリアしてくれるのが最寄りの図書館だったりしてます。ただこれを理想的に満たすような場所がぽんぽんそこらじゅうにあったら喫茶店などは商売上がったりな気もするので難しいですね。

でも、図書館はあくまで利用するところであって利用者が所属するところではないので、もうちょっと通信制とかネットを利用した学校などが一般的な認知度が高まればいいのになぁと思ったりする。別に偉そうに大学生ぶりたいわけじゃないけど、放送大学に一応所属してますと言ってもあんまり認めてくれないというか、人によっては怪訝そうな顔をされたりすることもわりとあって、せっかく良いシステムなのになぁ、と思うこともままあるのだ。私としては日本で一番素晴らしい大学に所属してるつもりなんだけれど。

ただ、最近はひきこもりの人の「居場所がない」という声が行政とかにも伝わってるみたいで、若年層を中心らしいけどNPOなどがゆるい居場所を作ってくれてる街もちょくちょくあるみたいなので、ネットで検索して気が向いたら問い合わせてみたりしたらどうでしょうか。ぼちぼちやっていきましょう。ではでは。