移動することに後ろめたさを覚える

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要するにお金がないだけかもしれないけれど、公共交通機関を使ってどこかへ行くということがちょっと苦手です。それっぽい理由っていうか使わざるを得ない理由があればまだいいんだけど、単純に旅行とか観光とか気分転換とか、そういうので僕なんかが貴重な公共交通のリソースを使ってしまうのが申し訳なく感じてしまうことが多くて、ここ1年ぐらい旅行に行きたいけど行けないでいたりします。

 

森博嗣の「すべてがFになる」の真賀田四季博士の「移動は贅沢」やアルビン・トフラーの第三の波的な考えでは、ネットワークが発達すればほとんど移動しないで生きていけるようになる的な主張はあるんだけど、あんまり最近はそうは思わない。むしろ、物理学者でノンフィクション作家のミチオ・カク氏の「穴居人の原理」っていう仮説みたいなのがあるんだけど、相変わらずのうろ覚えで悪いんですけど、人間はまだ原始時代の洞穴で生活してた頃の欲求とか感覚に強く影響されてるから、ヴァーチャルなものよりも実際のコミュニケーションとかを好む、みたいな話だったと思う(多分そういうのは理論の一部なんだろうけど)

 

だからまあ、そのロジックに従って、実際に普段行かないところに出かけて行ったり、ネットだけじゃなくて実際に人と会うのも結構大事かなーって思うんですけど、そういうのってちょっとお金がかかったりするんですよね。結局ケチなだけなんでしょうか……うーん。