グループホーム付設の地域活動支援センター(精神障害者向け)の、オタク系シェアハウスとの類似点

僕はたまに隣町にある精神障害者向けの地域活動支援センターという福祉施設に顔を出して適当に持っていった本を読んだりたまに利用者の方と雑談してるんだけれど、元有名ニートのpha氏がやってるギークハウスとかとちょっと近い部分があるかもしれないと思ったりしたのでエントリ書いてみます。

 

pha.hateblo.jp

 

この記事なんかを読んで特にそう思ったんですけど、いくつか共通点を挙げると、

 

・低コストの居住施設としての機能がメイン

・だけどちょくちょく外から人がやってくるリビング的な場所を備えていて、そこそこ賑わうことがある

・基本的にマイノリティな人が多い

 

って感じです。ちょっと説明しておくと、障害者グループホームは基本的には住んでる人の生活の場としての機能だけなんですけど、中には地域活動支援センターっていうのが付設されてる場所があって、そういうとこは通院的な外部の利用者さん(といっても障害者の人に限られるけど)のちょっとした憩いの場になってたりして、そういうところがギークハウス的なシェアハウスになかなか似てるんじゃないかなって。

 

ただ地域活動支援センターは、障害者の人しか利用できないのがある意味良いところでもあって欠点でもあると思います。健常者の人とかもっと条件抜きで集まってだらだらできるような場所が街の中にもうちょっとあってもいいんじゃないかなとか思ったりします。一部の社会学者が定義してる「サードプレイス」みたいな。

 

 

 

僕はこのサードプレイスの概念を軽く知った時に結構良さそうだなって思ったんですけど、日本の、特に地方って中年ぐらいまでの年齢で顔を出せるそういう場所ってあんまりないんじゃないかなとか思ったりもします。なんとなくご年配向けの方のそういう場所やサービスは公的に用意されてることが多い気がする。まあ人口のボリュームの問題なんでしょうけど、あまり僕みたいに一般的に働き盛りとか言われる年齢層の人間がダラダラしてるのもよく思われない部分もあるだろうし。

 

僕は中学校がとことん合わなかった人間でもあって、でもその時は適応指導教室に入り浸ってゲームしたりテレビ見たりたまに勉強したりできたのが結構いい思い出で、その後も定時制高校や普通の大学にもあんまり馴染めないような感じだったんですけど、幸か不幸か障害者の範疇なのでそれをある意味で利用していくつかの場所に顔を出せるのは良かったと思うけど、医療的に診断されないとそういうの利用できないのって不便だなと感じるんです。僕はそこまで居場所を強く求める人間じゃないタイプだと思うんだけど、結構居場所がなくて困ってる人が多いので、できるだけお金とかがかからずそういう人がいてもいいと感じられる場所がもっと社会の中に、特に地方のの社会の中にあれば生きやすくなる人って多いんじゃないかなと思ったりします。